失敗しない土地探し2

注文住宅の工務店は、地域に密着して営業しています。地域ならではの気候の特性も把握しています。どのような気候なのか特色を把握していると、木造建築の一戸建てにとってメンテナンスしやすい土地と、改善の必要がある土地を見分けてもらえます。新築する予定が注文住宅ならば、工務店に土地探しから相談しましょう。施主が自分で探してきた購入候補地があるのなら、診断してもらうのも良い方法です。地盤は強化工事で改善できますが、地域全体が粘土質であったり湿地帯だった場合は、敷地面積だけを改善したとしても、やがて周辺環境の影響を受けて、一戸建てが沈みやすくなってしまう場合があります。工務店に土壌を診断してもらってから、将来のトラブル予測をしてもらい、土地選びの参考にすると良いでしょう。建物は経年劣化してもリフォームできますが、粘土質で柔らかい土壌は、土地の入れ替え工事や、砕石の混ぜ合わせだけでは改善しきれない場合もありますので、工務店に診断してもらったほうが確実です。

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